ダメな自分を受け入れる方法

雨露をしのげる暖かい家があり、
動ける身体があり
美しいものを見る目があり、素敵な音楽を聴く耳があり
語り合える仲間がいる
仕事があり
日々の暮らしを楽しむこともできる
そんな 幸せな環境にいても
何故か スポッと 心のデッドスポットに落ちてしまうことがある
毎朝
大丈夫だよって お友達が声をかけてくれて
いつでも電話しておいでって 伝えてくれる
毎朝の ココロが元気になる言葉も
400を超え、それだけ読んだら
どんな人だって 元気になるだろうって わかっているのに
素直に 見ることが出来なくなって
ココロがどんどん ねじ曲がってしまう
つい この間まで元気いっぱいだったのに
どうしちゃったの、自分??
自分に問いかけてみても
何かに 拒否反応して
ありがたいお友達の言葉すら 消化不良でのみこめなくなってしまって
もがけばもがくほど 苦しくなって
出来ない自分が嫌になって
夢も希望も もうどうだっていいって なげやりになりそうになり
いや、このままじゃ だめだって
わかってるから その出口が見つからなくて 余計に苦しくて...
それでも 何度も手を差し伸べてくれた人の手を
自分で何とかするからって
意地を張って、拗ねていじけて…
そんな時
お友達が言ってくれた
「チーム戦で 考えたらどう?
みんなそれぞれの役割を果たせばいいねん。
ありがとうって
いってもらえる人生より
たくさん
ありがとう
がいえる人生の方が
心が豊かになるんじゃないかなあ
もうすでに
りこちゃんは
たくさんの素晴らしいかたがたに出会えてる
たくさん
助けてもらって
そのかたがたの人徳を高めるお手伝いをしていくと
そのかたがたの
お役にたてるんじゃないかなあ」
思っても見なかった!
助けてもらうことが
誰かの役に立つことがある???
思いがけない言葉で
あれ?
もしかして 私の考え方が 間違ってる?
自分一人でなんとかしようって
誰にも頼らず頑張らなくていいの?
そう思い始めて
やっと 少しトンネルの先に光が灯ったように感じた
でも、どうやって 自分の心の闇と対峙したらいい?
そっか。
もしかしたら、
テレビで見てずっと 会いたいと思っていた
あの 心屋仁之助さんなら、
こんな ややこしくもつれた私の心にかかってる呪文も
解いてくれるのかな?
そして
とうとう 見つけた
ダメな自分の心を受け止める方法
「手のひらを出して、その上に、苦手な人(のイメージ)を乗せてみて」
え~~~!やだっ
心が叫んでます。
でも 思い切って…
あ~、ざわざわする。握りつぶしたいっ
そんな いや~な感情を味わったところで
「じゃあ、次に その人を自分の胸の中に入れてみてください」
え~~!絶対 やだっ
大嫌いなのに 自分の中に入れるなんて 出来ないっ!
「イメージだからできますよね」
そっかあ。イメージか...
おそるおそる 胸に手を当てて 入れてみる
感じてみる
あ~!やだやだ
「その際に、『嫌ってごめんね。帰っておいで』って口に出してください」
ゲポッとするぐらい 胸がムカムカする感じ
でも、やってみた
そして仁さんは こう言うのです。
「実は イヤな人って自分が捨てた自分の一部なんです」
その捨てた自分の嫌なことには
ちゃんと 名札が付いていて
それを拾って届けてくれるのが
「苦手な人」「嫌いな人」なんですって!
目からウロコって このことですね
冷たい自分
キツイ自分
思いやりのない自分
意地悪な自分
苦手な人って そういうことだったんだ。
切り捨ててきたつもりの 自分の嫌な所
拾い集めて 届けてきてくれてたんだ。
だから、捨てても捨てても
また、次に 苦手な人が現れて 届けてくれてたんだ…
そう気づいたら
何故か 笑えてきた
おかしくなってきた
「感性が素敵ですね」とほめられても
自分では 何をどう認められているのかわからなくて
受け入れられなくて
自分を認められなかったり。
もしかしたら それも同じなのかな?
受け入れられずに ポイって 見ないふりしてきた
自分自身の一部を
周りの人が 拾い集めて 届けてくれてるのかな
あ~
だとしたら
物凄い勘違いをして 生きてきたのかも。
きつい言葉で責められてるとか
いじわるされてるとか
嫌われてるとか
誰もわかってくれないとか
愛してもらえないとか
認めてもらえないとか
そう感じて いじけて拗ねてたのは
勘違いだったのかも~~~!
抜け出せたような気がする
助けてくれてありがとう。
見守ってくれてありがとう。
解決できるって 信じてくれてありがとう
私ならやれるって 信じてくれてありがとう
乗り越える勇気を与えてくれてありがとう。
見えない大きな力や
周りにいて支え続けてくれた友人や
心の友
そして この本を書いてくれた
心屋仁之助さん
長い時間がかかったけれど
ようやく ダメな自分を受け入れることが出来そう
完璧に出来るかは 自信ないけど
闇から抜け出せるコツを 学ばせていただきました。
ありがとう
感謝を込めて。
参考:『「心が凹んだとき」に読む本』心屋仁之助
心屋さんの書を
見真似て 書いてみました
